天皇賞・秋の1週前追い切りと注目馬短評
(写真:聖帝たのっこりさん[@Tanokkori0316])
やあ。
いやいや本当に楽しみですね。天皇賞秋。
馬柱を見ながら月曜火曜とニヤニヤが止まらないです。
ネットやSNSを見ているとアーモンドアイとサートゥルナーリアの2強ムードですが、こういう時ほど堅く決まらないのが悪の組織JRA。笑
25日支給のサラリーマンの給料袋を間違いなく狙ってくるはずです!笑
今週もまずデータから見ていく事にしましょう。
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【注目馬分析】
先週の菊花賞では、
ここで注目した3頭でワンツースリーしました。笑
今週も様々な角度からメスを入れて3頭ピックアップします。
まず目を引くのはやはりアーモンドアイの中央平地実績(6-1-1-0)でしょうか。
改めて出走機会全てで馬券になっているというのは凄いですね。
ここも敢えてアーモンドアイを嫌う理由もなさそう。
中央平地実績はこれにサートゥルナーリア、ワグネリアン、ダノンプレミアム、スワーヴリチャードと続きます。
古馬G1という事で、レーティング順位で注目馬を探していきましょう。
(引用元:JRA公式HP)
こちらもトップはアーモンドアイで124ポンド。
牡馬換算でなんと128ポンド。
2位のウインブライト以下に8ポンドも差をつけて堂々抜けた存在となっています。
これに続くのがウインブライト、アルアイン、サートゥルナーリア、ダノンプレミアム、スワーヴリチャード、ワグネリアン。
逆にこの辺りはレーティングに差がない事は要注目ですね。
そしてなにより、東京ですので終いの脚は必須となってきます。
過去上がり最速経験のある馬、ないし上がり3F33秒前半を使える馬でないと厳しいかと。
また、ただ上がりが使えるだけというのも厳しく、追込みは届かない。
ある程度の位置から競馬ができそうな馬を探す必要があります。
☆アーモンドアイ
父 :ロードカナロア
母父:サンデーサイレンス
10/17 美浦南W 66.4-51.3-37.6-12.2 併内強
(仕掛コズミックフォースを0.4秒追走0.4秒先着)
やっぱりこうなりますよね。笑
もはや語るまでもない国内最強牝馬。
調教もすこぶるいい。
強め評価だが、ルメールが軽く促しただけでギアが入り加速。突き放した後もしっかりと追われ0.4秒先着した。
調教後も目の下にクマなど見当たらず、順調さが伺える。
唯一文句をつけるとしたら休み明けでどこまで仕上げてくるのかという点。
それと気にしたいのはサートゥルナーリアの存在。
サートゥルナーリア自体は、正直アーモンドアイに比べたら実力は少し落ちると思っています。
しかし敢えてここでアーモンドアイにぶつけてきた理由もよくわからない。
いつもの使い分けをするならば、香港を目指していたと思います。
同じロードカナロア産駒で、どちらが勝とうとカナロアの価値は変わりません。
が、サートゥルナーリアが勝った場合、引退後の種牡馬価値に「東京の大箱でアーモンドアイに勝った馬」というブランドも付くわけで。
ノーザンファームはドラマが作りたいのではなくビジネスで馬産をやっていますので、どっちが勝った方がノーザン的にオイシイかと言うとやっぱりサートゥルナーリアなんですよね。
しかしサートゥルナーリアにとっても、
乗り替わり+3歳の勝てない天皇賞秋+負けたのがあのアーモンドアイという言い訳はいくらでもできるレース。
どちらかが忖度するなんて事はこのレースに限ってはなさそう。
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次に、コース血統適性を見ていきましょう。
とりあえず東京芝2,000m種牡馬で絞るとやはりディープインパクトなどのサンデー系の実績が目立ちますね。
特に、このレースでは近年サンデー系×ミスプロ系の馬が勝ち切ることが多いです。(詳細は週末の血統推奨馬にて)
今年の出走馬の中では、表の上から
・ケイアイノーテック
・スカーレットカラー
・スワーヴリチャード
・ユーキャンスマイル
・ランフォザローゼス
ここにはアーモンドアイは居ませんね。笑
そして、この中から絞るために左回り成績と東京成績を見ていきましょう。
・ケイアイノーテック (1-0-0-4/1-0-0-4)
・スカーレットカラー (2-0-0-2/1-0-0-1)
・スワーヴリチャード (3-2-3-1/2-2-2-1)
・ユーキャンスマイル (3-0-0-0/1-0-0-0)
・ランフォザローゼス (1-1-0-2/1-1-0-2)
・ワグネリアン (3-0-0-0/2-0-0-0)
(左回り成績/東京コース成績)
☆スワーヴリチャード
父 :ハーツクライ
母父:Unbridled's Song
栗東CW 82.2-65.6-50.6-36.7-11.7 併外馬也
(仕掛スワーヴアーサーを0.3秒追走0.2秒先着)
調教はこれ以上ないほどの仕上がりだと思います。
過去、一杯に追って出した自己ベストタイムを馬也で楽々叩き出せていますし、3F目からは馬也で加速ラップを踏んでいますし、直線も強めに仕掛ける併せ馬を楽な手ごたえのまま突き放しました。
去年はこのレースの1番人気で主役でした。
スタートのタイミングで例の悪質タックラーにぶつけられてほぼ何もできずの決着。
そう考えたら例のアーモンドアイの安田記念といいこれといい彼ほんとやってますね。笑
非常に良い時のリズムが戻ってきていますし、前走宝塚記念も海外帰りでしっかり3着確保しています。
今回外厩でしっかり調整して既に横山騎手とは調教でコンタクトはしてるため、ここは本当にワンチャンスあるかも。
(本当はミルコか四位に返してあげて欲しいんだけどね)
父 :ディープインパクト
母父:キングカメハメハ
栗東CW 97.7-82.2-66.6-51.8-38.1-12.1 併強突き放す
1週前の動きとしては及第点。
福永が軽く仕掛けると頭は高いままだったがグッと加速して併せた馬を4馬身突き放した。
前走札幌記念はメンバーが揃った中、なんと両足落鉄というツイてなさ。
裸足で右回りのデコボコした洋芝を走り抜けてそれでも4着なのだから、よくやった方だとは思う。
このレースの1,3着馬は今年の凱旋門賞でボロカスにやられましたが、決して馬が弱過ぎたというわけではないです。
日本は日本の競馬文化ですし、そもそも欧州の野生に近いレースは向いていません。
ので、前走が評価されずに人気を落とすなら是非狙いたい1頭。
何より左回りでは勝率100%。
今回出走するダノンプレミアムなんかも破っています。
血統的にも今年勝てば競馬ファンとメディアが盛り上がる事間違いなしの血統してますし。
ただし秋古馬G1ではディープインパクト産駒が若干弱いところを見せるので、そこは割引。
福永もなんだかんだ最近乗れてますし、何よりこの人の嫌らしいところは勝つ気の無い乗り方をしてくるところでもあるんですよね。
決して悪いことではないんですが、絶対的に強い馬が居るレースで自分の馬では逆転は難しいと判断した時、最初から2〜3着狙いの乗り方をしてくる事が多いんですよ。
そういう乗り方をされると、アーモンドアイを負かしに行こうとした人気馬達が出し抜かれる可能性は非常に高いです。
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と、いうわけで天皇賞秋の1週前注目馬は
☆アーモンドアイ
☆スワーヴリチャード
この3頭としました。
加えて過去5年の血統分析による推奨馬と最終見解。その買い目は土曜日までに纏めたいと思います。
それでは皆さま、また週末よろしくお願いします!
fin.
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