エリザベス女王杯を考えよう。 出走各馬の調教・外厩情報
やあ。
1週前の記事にてお馬の写真乞食をしたら本当に多くのフォロワー様から是非使ってくださいとDMをいただき、心から感謝します。
なかにはフォロー外のユーザーからも連絡をいただき、新しい関係構築にもつながってブログやっててよかったなあと思います。
この記事では出走各馬の最終追い切り、外厩情報と レース血統分析、それを踏まえた推奨馬と最終見解、 買い目までを記載します。
最近、また何やら 某・元痴呆リーディング騎手の有料サロンが話題ですが、いつも彼らのマーケティングは下手くそだなあと思ってます。
Robert Cialdini博士の著書で、『返報性の原理』というものがあります。
これは人に何かしてもらったとき、自然とお返ししたい気持ちになる、という心理傾向を指したものの事です。
海外で何かしてもらった時、チップを払いますよね。
あれは純粋な御礼の気持ちとして、の他に、この返報性の原理に従い『チップもらったんだから頑張らなきゃ』という心理を相手に与えるのに効果的だから渡すわけです。
商売をやるならば基本中の基本で、如何に顧客(市場)をマインドコントロールできるかが直接 売上やその後のインカム収益や広告に影響します。
マーケティングを行う際必須となる10大心理学の内、彼らがやっている事(できている事)は
・希少性(もはやネタにされてるけど)
・アンカリング(とても稚拙なレベルで)
のみです。だからSNSやネット掲示板に蔓延ってるような頭の悪そうな人たちからも馬鹿にされるわけですよ。
2次方程式解くのに、それ以前に掛け算を理解できてないようなモンですから。
せめて商学部や心理学部卒の人間が近くにいるか、マトモな企業ならその辺は絶対勉強する筈なんですけどね。
僕に79,800億くらい積んでくれればその辺の当たり前の事をロングスパートで教えてあげるのに。笑
まずは素直に顧客の声を真摯に受け止めるところから教えないとダメだと思いますが。
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※ ここからやっとブログ本編です。
【外厩使用馬と各馬調教タイム】
【外厩使用馬】
ゴージャスランチ
11/6 南W 70.3-55.0-40.3-13.0 併内馬也併入
最終はめちゃくちゃ軽いですが、外厩である程度仕上げたから余計なことはせず餌やりだけ気をつけたみたいな感じでしょうか。
センテリュオ
10/30 坂路 52.2-38.4-12.2 併強め遅れ
11/6 坂路 53.5-38.5-12.5 単走終仕掛け
1週前は遅れこそしてますが自己ベストを叩き出してます。最終は軽く促しただけでスッと伸びており、仕上がりに不満は全くありません。
ポンデザール
10/31 南W 83.0-66.8-52.3-38.6-12.7 併外終仕掛け突き放す
11/6 南W 83.9-67.9-54.1-40.4-13.3 単走仕掛け
未勝利から4連勝でここへ。ムーア騎乗予定だった上がり馬ですが、そもそも大舞台で通用する力があるならローカルばかり使わないです。調教も微妙だし、バッサリ切ります。
ミスマンマミーア
11/6 CW 84.2-67.9-52.8-38.6-11.7 併内仕掛け先着
アル共杯ならチャンスはあったと思います。ここでは全く不要です。
ラヴズオンリーユー
10/30 CW 93.7-77.1-62.1-48.9-36.5-12.2 3頭併内突き放す
11/6 坂路 55.3-40.5-13.1 単走馬也
最終追い切りは『何もするな』と指示があった通りに軽めですね。矢作の餌やりだけ間違わなければ勝てるという見込みをもってでしょう。1週前の時計はウットリするほどの超抜です。
【在厩調整馬】
アルメリアブルーム
11/6 CW 95.9-79.8-65.4-51.8-38.6-12.6 併内終強
元々調教駆けする馬。流石に相手が強いが京都成績は(4-2-1-4)と好走傾向。
ウラヌスチャーム
10/30 CW 82.9-66.8-52.1-38.6-11.5 3頭併外一杯先着
11/6 CW 98.0-82.1-67.4-53.3-39.7-12.7 単走終強め
1週前の時計は凄まじいですね。最終もシッカリやってここ目標に順調に仕上がっています。
クロコスミア
10/30 坂路 53.9-38.8-12.7 単走馬也
11/6 坂路 55.0-39.9-12.8 単走終仕掛け
仕上げ自体は問題ありません。調教走らない馬ですが、そこそこ時計も出してきています。2年連続馬券内に来ていますし、抑えておいた方がいいかもしれませんね。
クロノジェネシス
10/30 CW 79.8-64.8-50.9-37.9-12.4 併内馬也併入
11/6 CW 85.6-69.1-53.3-38.8-11.6 併内馬也先着
調教は全体的に軽めですがそれでも時計は出ています。古馬と初対戦になりますが、不安は全くありません。
サトノガーネット
11/6 坂路 53.5-38.9-12.2 単走終強め
前走時よりも遥かに良く見えます。距離も忙しそうでしたし、身体も+10kgと余裕がありました。血統該当馬ですし、狙っても面白いと思います。
サラキア
11/6 CW 83.2-67.5-52.6-38.2-11.9 単走仕掛け
時計はそこそこ出してきています。逃げた時にこの2,200mの距離がどうか。ピンかパーでしょう。
シャドウディーヴァ
11/6 CW 82.7-66.0-51.2-37.8-12.0 単走馬也
前走秋華賞はロスがなければ3着には来ていたと思います。現時点では調教もこんなものでしょう。クロノに逆転は無理だと思います。
スカーレットカラー
10/31 CW 82.8-65.0-50.6-37.4-12.2 単走馬也
11/6 CW 54.3-39.1-12.1 単走馬也
最終追い切りは本当に軽い。マジのジョギング。1週前に長めからちゃんとやってるのでもういいって事なんでしょうか。個人的にこういう舐めたのはあまり買いたくないです。
フロンテアクイーン
10/30 南W 霧 併内馬也先着
11/6 南W 67.0-52.5-38.2-12.8 3頭併内馬也併入
昨年と同じような使われ方をしていますが、昨年は坂路で猛時計を出して挑んで敗れています。相手は変わりますが、年齢的にもここで1発やり返すって感じはないですね。
ブライトムーン
11/6 坂路 54.4-39.4-12.4 単走仕掛け
条件メンバーで調教は前走時に自己ベストを出してきています。なんとかここに出られたという感じ。まあ消しで。
ラッキーライラック
10/30 CW 78.3-63.6-50.2-37.5-12.0 単走直線一杯
11/6 CW 82.2-67.1-52.6-38.5-12.3 併内馬也先着
調教でもレースでも幼さが消えて、馬が一層立派になりました。前走の競馬が非常に強く、ここへ向けた仕上げ途上だった事を加味すると上積みは凄そうです。1週前は自己ベストを更新しています。
レッドランディーニ
10/30 坂路 53.9-39.5-13.2 併馬也併入
11/6 坂路 54.7-39.9-25.9-12.9併終強め遅れ
全体時計としては悪くはないんですがね…。地力でどこまで食い込めるかでしょう。
レイホーロマンス
11/6 坂路 54.3-39.3-12.7 単走終い強め
絶好調時は坂路50秒台で駆ける馬なので、重い坂路を考慮しても完璧とは言えませんね。この馬なりの力でどこまで来れるか。
☆ラッキーライラック
父 :オルフェーヴル
母父:Flower Alley
正直、1週前でも挙げたラヴズオンリーユーとクロノジェネシスは調教でも別格の動きです。
3番手に挙げるならこの馬かなと。
枠もいいですし、やる事は決まりました。
いつも最後に何かに差されるので、スミヨンへの乗り替わりで何かキッカケに繋がれば。
調教でも自己ベストをクリアしここへ向けてますます順調といった感じ。
元々怪牝アーモンドアイが居なければクラシックのトップ戦線をやれていた馬。ここは地力も実績も上位と見る。
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【血統該当馬】
サンデー系 × ノーザンダンサー系が、
直近5年でこの血統が2回優勝、2着2回、3着3回。
抜群の安定感を誇ります。
と、いうよりノーザンダンサーを持たない馬はこのレースでは過去10年で遡っても馬券内に来た馬がいないので、必須という事になりますね。
⏬該当馬
・サトノガーネット
・シャドウディーヴァ
・フロンテアクイーン
・ラヴズオンリーユー
・レイホーロマンス
・レッドラフェスタ
・・・・・しかし!
ひっかかるなかれ。
実は母父がサンデー系の馬はこの適性から外れます。
つまり、このレース血統該当馬から更に母父サンデー系を除外すると
・サトノガーネット
・シャドウディーヴァ
・ラヴズオンリーユー
・レッドラフェスタ
この4頭が今回血統該当馬となります。
☆ラヴズオンリーユー
父 :ディープインパクト
母父:Storm Cat
1週前調教は凄まじい時計を記録して自己ベスト更新。栗東CWの5ハロン全体1番時計を記録。
最終追い切りでは坂井騎手騎乗で馬也に調整程度。 1週前にビッシリやってるので問題ないでしょう。
春は爪の影響もあってクラシック続投を断念。
ここを目標に態勢はまさに整ったという仕上り。
今回数少ない血統該当馬。
そして残りの該当馬達が実績で見劣るため、もはやここはこの馬心中で良さそう。
あまりに調教駆けしているため、調教枯れ不安の声もあるが今回の調整はノーザンファームしがらき仕上げ。
天下のノーザンファームがオークス馬の調整を失敗するとはとても思えない。
まず優勝筆頭候補の内の一頭として間違いない。
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【血統該当馬 × 外厩使用馬】
☆ラヴズオンリーユーのみ!
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【綺羅ちゃん推奨馬】
◎ラヴズオンリーユー
(写真:たのっこりさん[@Tanokkori0316 ])
ここまで条件が揃ったらもうこの馬しか見えません。
マーフィーが居るので、4コーナーでペースが上がると読んだ時、やはり前より後ろに居た馬が有利になると考えました。
鞍上のミルコは不振続きですが、ここで1発本来の勝負強さを見せて欲しいですね。
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今週から、出走する5番人気以内の馬の中から「コイツは馬券にはならないだろう」と予想する馬を1頭ピックアップしていきます。
【危険な人気馬】
🔥 スカーレットカラー(番人気)
まず悩ましいのが血統。
血統評価の平均スコアを100点とした時、
血統該当馬のラヴズオンリーユーは199点。
比べて、スカーレットカラーは1点です。
と、いうのもこのエリザベス女王杯は基本的にノーザンダンサー系の血を持っていないと話にならない。
エリザベス女王杯で馬券になった馬は、過去10年(30頭)全てノーザンダンサー系の血統を持った馬。
3 0 頭 全 て で す 。
今年の出走する18頭の内、唯一ノーザンダンサーの血が一滴も入っていないのがこのスカーレットカラーなんです。
1 8 頭 の 内 唯 一 で す 。
正直、この馬が馬券に来てしまったら血統データが壊れるので『来て欲しくない』というのが本音。笑
続いては臨戦過程。
前走の府中牝馬ステークスは確かに強い競馬でした。 稍重の府中競馬場で上がり3F最速の33.2秒を記録。 レースレコードを更新しての見事な勝利でした。
と、書いててもうこれだけで飛びそうな気配。
『これまで重賞勝利経験もなかった馬が、消耗の激しい稍重馬場でレコードを更新して中3週で実績もない距離延長初距離のG1に出走し果たして好走できるのか』
そもそも論そこなんですよ。
重賞で安定して走れている。なんて評価されてますが、ローカル牝馬重賞で勝ちきれなかった馬がいきなり相手の強くなるここで通用するとは思えません。
枠もあやしい。
大外8枠。ここに入ったらもう切ります。
中間の陣営の発言から、後方から差す競馬に努めるのは把握できていました。
しかし、先週の芝レースを見ても分かる通り、今の京都で大外差しはほぼ届きません。
先行する競馬もできる馬なので、その辺も考慮していましたがこの枠では展開待ちのイチバチイン突きか大外差ししか手は無いでしょう。
また、このレースは過去の傾向から上がり最速の馬は連対実績なし。
どんな乗り方をして殿一気の脚が使えても3着まで。
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【買い目と馬券】
◎ラヴズオンリーユー
◯クロノジェネシス
✔︎ラッキーライラック
✔︎センテリュオ
馬 連:◎→印
3連複:◎−◯−✔︎
ワイド:◎−◯
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