菊花賞を考えよう。 出走各馬の調教・外厩情報
やあ。
もうだいぶと寒くなりましたね。
17時半にはもう外も暗くなってるし、もうここから年の暮れまであっという間になりそう。
私の入院生活も落ち着いてきて、昨日まで脚を宙吊りにされてたのですが、今日からコルセットのようなものに変わってめちゃくちゃ快適です。
ちゃんと手足があってこうして生きてるだけで幸せだったんだなあと最近ひしひしと感じます。
さあ、本日はG1 菊花賞について考察。
このレースの過去5年の血統実績と、
出走各馬の調教 + 外厩情報を見ていきましょう。
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・レース血統該当馬(過去5年)
サンデー系 × ノーザンダンサー系が2勝、2着4回。
(内、この血統のワン・ツー決着が2回)
サンデー系 × ミスプロ系が2勝、3着4回。
(過去の出走は全頭数で6頭なので出走した馬全てが馬券内)
よって、
(4-4-4)/ 5年
5年に4回はこの血統該当馬が勝つという結果に。
今年出走する血統該当馬は以下の通り。
✔︎ サンデー系 × ノーザンダンサー系
・サトノルークス
・メイショウテンゲン
・メロディーレーン
✔︎ サンデー系 × ミスプロ系
・ヴァンケドミンゴ
・カウディーリョ
・ザダル
・タガノディアマンテ
・ディバインフォース
・レッドジェニアル
特にサンデー系×ミスプロ系は注目ですね。
普通に、出てきた馬をベタ買いしてれば回収値が100%を超えるので。
✔︎ 血統推奨馬
☆レッドジェニアル
父 :キングカメハメハ
母父:マンハッタンカフェ
10/9 坂路 54.6-39.5-12.3 併終強先着
10/13 坂路 53.6-38.5-12.4 映像無し
10/17 CW 88.8-71.3-55.3-40.5-12.2 併内馬也先着
外厩使用は無し
調教では1週前、日曜にもしっかりと時計を出して、最終木曜追いでは折り合い重視の馬也調教。
しっかりと動けている上、折り合いにも不安がなく、上がりもある程度使えて、京都も(2-0-2-0)と隙がない。
これで血統にも該当したならば抑えなくてはならない。
地味にニジンスキーのクロスを持っており、スタミナ勝負は臨むところというタイプ。
キンカメだから勝ちはないと思っていると1発喰らう可能性は大いにある。
この馬も春はクラシックで好走していた馬。
不安点を挙げるとするならば、鞍上がG1で好走できるイメージがあまり無いことくらい。笑
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✔︎ 外厩使用馬と各馬調教タイム
【外厩使用馬】
・ディバインフォース
10/10 CW 88.1-70.4-54.3-39.8-12.3 併内馬也先着
10/17 CW 83.5-66.9-52.6-39.3-12.2 併外終強先着
・ホウオウサーベル
10/9 南W 82.5-66.4-52.2-38.5-12.3 併内仕掛先着
10/16 南W 68.8-53.1-38.8-13.3 併内馬也先着
【在厩調整馬】
・ヴェロックス
10/9 CW 81.8-67.1-52.6-39.6-12.6 単走馬也
10/17 CW 85.2-68.4-52.7-38.0-11.5 単走馬也
・ワールドプレミア
10/9 CW 82.2-66.7-52.5-39.0-12.4 単走仕掛
10/16 坂路 54.4-39.7-12.7 単走終強
・カリボール
10/16 CW 98.0-81.1-66.2-51.5-37.7-12.6 併外終強突き放す
・ユニコーンライオン
10/9 CW 82.6-65.6-50.4-37.5-12.5 3頭併内終強先着
10/17 CW 84.3-67.8-52.5-38.4-11.7 併内終強先着
・ヒシゲッコウ
10/9 南W 68.3-53.7-38.6-12.3 3頭併中一杯遅
10/16 南W 66.9-51.7-37.7-12.6 単走一杯
・メロディーレーン
10/17 坂路 57.5-41.5-13.5 映像無し
・ヴァンケドミンゴ
10/9 坂路 53.5-38.9-12.7 併一杯併入
10/16 CW 84.0-67.4-52.5-38.5-12.5 3頭併内大遅
・シフルマン
10/9 CW 81.8-67.1-52.6-39.6-12.6 単走馬也
10/17 CW 84.8-68.3-52.9-38.6-11.5 単走終強
・サトノルークス
10/9 CW 82.3-66.9-52.5-38.4-12.2 併内仕掛先着
10/16 CW 84.4-66.8-52.1-39.0-11.9 併内馬也併入
・タガノディアマンテ
10/9 CW 85.1-68.7-53.4-39.6-12.0 併内仕掛併入
10/16 CW 84.0-67.4-52.2-38.5-12.0 併外馬也先着
・ナイママ
10/9 南W 82.9-67.6-52.8-38.7-12.0 単走一杯
10/16 南W 69.7-54.7-40.5-12.5 単走馬也
・メイショウテンゲン
10/9 CW 82.9-67.5-52.9-39.4-12.2 併内仕掛先着
10/17 CW 82.9-67.0-51.8-38.1-12.7 併内終強先着
書いてて1つ思いました。
今回在厩調整の馬多くね?
調教師の長距離実績や京都実績も参考にする必要がありそうです。
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血統該当馬 × 外厩使用馬
・ザダル
・ディバインフォース
・カウディーリョ
☆ザダル
父 :トーセンラー
母父:Lemon Drop Kid
10/9 南W 83.5-68.6-54.1-40.1-12.9 併内馬也遅
10/16 南W 53.6-38.4-12.3 併内馬也併入
前回の記事での考察通り、
とにかく今年のクラシックレースは春にクラシック戦線に乗っていた馬(乗せることができた馬)が非常に強力。
調教は1週前はほぼ持ったまま軽く流した形。
最終追い切りは2勝クラスのハルサカエ(牝3)と併せて併入。
正直調教はあまり良くない。
併走して内を走っているのに遅れるわ、一応格下の同歳牝馬にこれまた内を走って伸び切れないわでお世辞にも絶好調とは言い切れない。
非常に軽い馬也調教ながら輸送前の現段階で既にマイナス体重と良い所がまったくないようにも見える。
しかし父トーセンラーは京都の鬼で有名。
それに加えてザダル自体非常に操縦性の高い馬で、これが内枠に入ったら抑えないとなと思っていたらまさかの最内枠。
折り合いにも問題なく、舞台も合いそうで距離ロスも少ないとくればここは注目したい。
加えて、前走重の中山は恐らくこの馬には向いていない馬場。
良馬場でのヨーイドンに強いタイプなので、休み明けの地力だけで食い込んだ3着なら実力も評価できます。
が、やはり体調面には一抹の不安もあるため当日の馬体重には要注意。
☆カウディーリョ
父 :キングカメハメハ
母父:サンデーサイレンス
10/16 南W 68.2-53.4-39.5-12.3 単走仕掛
今回唯一の血統該当 × 外厩使用馬 × ノーザン生産馬。
ミルコを配して来ているので、ある程度陣営も狙って来ていますし、前走ハイレベルのHTB賞を余裕残しで完勝しています。
実は新馬戦でリオンリオンに完勝している馬。
そして右回り勝率はなんと100%。笑
まだ気性が幼く、折り合い面に若干の課題有り。
決め手にも乏しいので、前に早めに仕掛けての騎乗が望ましいですね。
調教タイムも素晴らしいです。元々結構動く馬ですが。
これが15番人気なら、紐の三列目に置いておいても損はしないかも。
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✔︎ 綺羅ちゃん推奨馬
◎ヴェロックス
父 :ジャスタウェイ
母父:Monsun
10/6 栗東CW 81.7-66.3-51.4-37.9-11.8 併終強
10/17 CW 85.2-68.4-52.7-38.0-11.5 単走馬也
外厩使用は無し
正直週中から大外にさえ入らなければ本命にしようと思ってました。笑
ヴェロックスについての考察は既にブログに書いてあります。
kiraboshi-blog-0o.hatenablog.com
とりあえず日曜日は良馬場での開催とはならなさそう。
ならば速攻のギアチェンジによる極限の上がり勝負にはならないはず。
この馬の場合、既に書いていますが最高速度への到達までに時間がかかるので上がりはかかった方が良い。
折り合いも、外のホウオウサーベルとナイママを前に行かせてしまうか、内のシフルマンが恐らく主張するのでそれに付いていけば問題ない。
出来れば距離ロスを少なくするために内に入れたいところだが、この枠はある程度仕方ない。
それでも週中で気にした最終追い切りもクリア。
体調に問題は無さそうだし、それならもうこの馬本命で揺るがない。
前走は完全に VSサートゥルナーリアのレース。
しかも負かしに行こうとして完敗しているのに3番手以下には完勝しているので、正直神戸新聞杯組の馬に負けるイメージは僕には無い。
直線突き放されたところで完全に次のために力を抑えられた事も良いと思う。
しかし頭まではどうか。
在厩 × 中内田調教師に一抹の不安がある。
というのも中内田調教師は青嶋バクシンオーと並ぶほどの短距離〜中距離専用機。
だからこそ、保険をかけて頭固定は馬券的には厳しい。しかし、複軸はほぼ鉄板だと思う。
逆に、軽視したい馬もいる。
まずは想定3番人気のニシノデイジー。
勝浦からルメールへスイッチという、ヤムチャから超サイヤ人3くらいの超絶鞍上強化になるが、それで人気するならもちろん嫌う。
1つ前の記事にも書いたが、ルメールだから買うのは危険。買うべきはノーザンファームである。
kiraboshi-blog-0o.hatenablog.com
加えて、ニシノデイジーは馬場が渋った時に買いたいとは思えない。
弥生賞のコメントでも「道悪ダメだったよゴメンネ☆」と言っているし、実際牝系は軽い馬場でこその血統。
4着ニシノデイジー 勝浦
— 黒い太陽 (@black_sun3710) March 3, 2019
「馬場が悪いのは覚悟の上でしたし、むしろこの馬場がいいと思っていたくらい。枠も枠で無理に外へ出すことはないと。初の道悪で、まだトモがしっかりしていませんし、実際は馬場が向かなかったのかもしれません。まだ良くなると思いますが、(今日は)すごく残念です」 https://t.co/LIaxh9djIB
京都3,000mの舞台で、良馬場でもないなら例えデットーリが乗っても僕は切る。
次は、想定4番人気のヒシゲッコウ。
こちらはルメールからスミヨンへの乗り替わり。
騎手レベルは同程度と見る。が、手の内を知っている鞍上からG1の舞台でいきなりの騎手変更はマイナス。
新馬戦のパフォーマンスこそ秀逸だが、その後のレースレベルはどれも低い。
距離適正と鞍上だけで売れている感が強く、調教も輸送を控えているのに2週続けて一杯に追われ、それでも遅れるわそもそも遅いわでこれで勝たれたら事故。
間隔が空きながらも在厩でやってる辺り陣営の期待もあまり無いと見る。
人気吸うだけ吸って、どうぞ。
とりあえず上位で嫌いたいのはこの2頭。
馬券的には、少し広く買いたい。
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🔥勝負馬券と印公開
◎ヴェロックスからの馬券とします。
相手はまず血統該当×外厩使用馬の✔︎ザダル。
次に血統該当のみだが✔︎レッドジェニアル。
週中で気にした✔︎ワールドプレミア、✔︎サトノルークスも抑えたい。
✔︎カウディーリョは来ればラッキーという感じで。笑
最後に、もう1頭。
✔︎ホウオウサーベルに注目したい。
割と真面目に来週の菊花賞で注目してるのはホウオウサーベル。
— 綺羅ちゃん (@_kira_boshi_) October 14, 2019
何回も言ってるけどこの馬強いよ。
蛯名調教師落ちてなんとかもう1つG1勝つなんてストーリーないかな。
奥村調教師が1勝クラスを勝った時から菊花賞目標を明言しており、逆算的ローテでここ目標に万全の態勢。
前走 阿賀野川特別の勝ち方が強烈で、前残りの馬場を2着と0.8秒差の圧勝で楽に差し切っている。
また走破タイム2分11秒7も破格の時計で、同週行われた3勝クラスに出ていても楽に完勝しているタイムとなる。
近年菊花賞で好走したユーキャンスマイル(2018年3着)やポポカテペトル(2017年3着)なんかもこの新潟を使い、それらの馬にもまったく引けを取らないタイムである事、またホウオウサーベル自身、今回数少ない外厩使用馬で調整も順調に来ている。
ここはこの馬の1発にも注目したい。
印全体
◎ヴェロックス
✔︎ザダル
✔︎カウディーリョ
✔︎レッドジェニアル
✔︎サトノルークス
✔︎ワールドプレミア
✔︎ホウオウサーベル
買い目
◎→ ホウホウサーベル、カウディーリョ/ワイド
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将雅な日曜日を!笑
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