綺羅ちゃんの競馬予想ブログ

〜血統と外厩調教から読み解く今週の本命馬〜

どうしてボーイがG1で勝てないのか。明確な理由。

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やあ。

 

 

 

 

菊花賞を前に、◎ヴェロックスの人の大半を悩ませていること。

 

 

 

大体想像できますよ。

 

 

 

 

僕と彼の夜の事でしょう?(盛大にスベる)

 

 

 

 

 

という冗談はさておき、何故 川田将雅さんがG1を勝てないのかを読み解こうと思います。

 

 

 

 

 

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意外と理由は分かりやすいと思います。

 

 

勝ちに行く競馬ばかりしているからです。

 

 

はぁ?と思われたかもしれませんが、多分これが一番大きな理由だと個人的には思います。

 

 

 

 

 

 

簡単な事ですよ。

 

 

彼は今年、とても良い馬にまたがる機会が増えました。

 

本人にとっても、往年のファンにとっても、それはとても嬉しい事です。

 

 

 

しかし、強い馬(人気馬)に乗るという事は、必然的に結果が求められるようになってきます。

 

 

 

「1番人気なのに飛びやがった!」

「仕掛け早すぎだろペース読めや!」

「この馬の事何もわかってない!」

 

 

 

競馬をしていたら、自然とこんな言葉が聞こえてきます。

 

 

 

 

ハッキリ言います。

 

 

 

現在の中央競馬どこまでいってもノーザンファームが強いんです。

 

そしてそのノーザンファームのファーストジョッキーはC.ルメールなんです。

 

 

 

これだけで、川田将雅に捕まってるだけで勝てるような馬というのは多く回らない理由にもなります。

 

 

つまり、負かしに行かないといけないんですよ。どのレースにおいても。

 

何故なら彼の馬はもったまんまで回ってくるだけで勝てるほど何枚も抜けているわけではないから。

 

 

 

 

 

先日の神戸新聞杯や、今年のダービーなんか特にいい例。

 

 

 

 

 

スタートしてどうやって位置を取りに行って、

道中どうやってレースをして、

勝負所はどのタイミングで仕掛けて、

目標へはあとどれくらいの差があるかを考え。

 

 

 

これらを総合的に考えての位置取り、折り合い、仕掛けなんですよ。

 

 

 

平場で何故彼がリーディング首位を走れているか。

 

 

貪欲に勝ちに行く競馬をしているからです。

 

平場は特に馬の力差がハッキリ出ます。

 

しっかりスタートして、折り合って、滞りなくスムーズな競馬さえできれば上位着順な馬には乗れているんですよ。

 

加えて平場にはただ安心安全に回ってくるだけ。

そんな騎手もいれば、同様にハナから勝つ気などなく出走手当やあわよくば掲示板賞金を狙った登録をしてくる陣営もいます。

 

 

しかし舞台はG1。

もちろん、出走するほぼ全ての馬が万全の態勢で送り出されます。

そしてこのG1を席巻するのがノーザンファーム

更にその一番手は自分ではないという舞台。

 

 

もし、前が残ってしまいそうだと判断すれば、例え早仕掛けになってしまったとしても自ら動いて先団に取り付けないといけません。

 

 

何故なら彼は実力馬に乗っているからです。

 

 

馬の力がハッキリと抜けていれば前残りで多少距離はあってもその力差だけで勝てるかもしれません。

 

しかし、そうじゃないから動かないといけない。

 

 

 

ルメールが馬群に突っ込んで、それこそ春のシゲルピンクダイヤのようにスルスルと馬込みを右に左にかき分けて抜けたレースを見たことがありますか?

 

 

ルメールは馬を壊さないよう、出来るだけ馬場の良いところを、馬と馬が接触して事故が起きないよう、出来るだけ外へ外へ進路をとります。

 

 

多少のロスがあっても、馬質が抜けているのでこれでも勝ててしまうんです。

 

因みに昔のデムーロはどちらかというと多少無理をしても勝負駆けするタイプでした。

 

 

 

川田将雅騎手の騎乗馬の質、というところがまず彼が勝てないポイントのその1。

 

 

 

やっぱり格の落ちる前哨戦や平場で成績がいいというのはそういうところ。

 

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G1でもある程度は許して乗ってもいいとは思うんですけどね。

 

 

 

まあ彼の性格上 絶対にあり得ませんが。笑

(そういうトコロがほんとスチ)

 

 

 

 

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その2は純粋な騎手としての手腕。

 

 

抜本的に、彼、そんな穴だろうが何だろうが構わず持ってくるような腕はないですよ。

 

彼のファンを6年やってますから、言い切ります。

 

差し馬は相変わらず下手くそだし、最近はしっかり事前に作戦を立てるようになったとの事ですが昔は出たとこ勝負のノーテンキ騎乗マンでしたからね。

 

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ちなみに先輩のFさんは。

 

 

 

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やっぱり性格も出ますね。

 

 

騎乗スタイルや追い方は変わってきて昔のチャラ男時代とは比べものにならないくらいに上手くはなりましたが、それでも世界的に見たときにはやはり数枚落ちます。

 

 

川田だから買う!そして外れた!文句!ていうのは、まずもって前提がおかしな話です。

 

 

僕レベルになると、たま〜に差し馬で昔と変わらない一面(騎乗)を見てキュンキュンします

 

 

全盛期デットーリやムーア、ペリエ、ファロンなんかと比べられるのは酷な話。

 

あくまで競馬は馬が走る競技です。

騎手だけで買える人は日本には居ません。

(騎手だけで切れる人は何人か居ますが・・・)

 

 

 

 

 

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その3。ツキモノ。

 

 

これは令和の時代に話す事ではないと思いながら書きますが。完全にオカルトです。

 

 

2019年、G1で12回の騎乗をして、彼は実に6回の不利を受けています。

 

しかもどれもJRAから制裁が出るキチンとした不利。

 

 

身内や社内で事故があるとそれが続くと言いますが、この場合悪いものがくっついて離れなくなっちゃってますね。

 

 

ここまで続くと確かにもう今年はこういう1年になりそう…とは思う。

 

けどそんなもんあくまでオカルトですからね。

 

現実的に、ましてや競技スポーツの世界でそんなタラレバは通用しません。

 

 

 

これで怖いのが周りの思惑なんですよね。

 

 

 

川田さんは毎回毎回不利受けてるし、多少無理やりに行ってもまたかで済まされるかも。

 

なんて思われたらそれこそ今すぐ僕は藁人形を買いに走らないといけなくなりますが、本当にこれが怖い。

 

 

 

ある種本人がお化けより怖いのでそんな舐められる事は無いと信じたいですが、競技の世界ですからね。

 

 

 

昔の野生児だった頃のデムーロなら平気で考えそう。笑

 

 

 

 

と、まあこれくらいが僕の個人的な感想です。

 

 

G1の川田だから買いづらいなんて事はありません。

寧ろ我々が応援する馬の全力を出して乗ってくれる素晴らしい騎手なので、買ってダメならそれでいいくらいの気構えで居た方が心象ともよろしいかと。

 

 

 

 

長くダラダラと書きましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

fin.

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